パニック発作と自尊心。
26歳の時に電車でパニック発作を起こしてから、しばらくは電車もバスも乗れませんでした。
自己分析する中で「自分が発作を起こす時は必ず父が近くにいるな〜」という事に気が付きました。
父は気に入らない事があるとすぐ大声を出したり殴ったり押入れに閉じ込めたり、家から追い出したりするタイプなので子供の時は恐怖するのは当たり前で...。
(今も上司こんなんだから今でも怖い)
思ってる事を言えない相手なので溜め込んだ物がどうしても出ようとしてたんだと思います。
最近は言えるようになりましたがそれでも父親の挙動一つ一つがうざい(笑)
パニックを良くする為には医者は頼りないと思ったので本で勉強するようになりました。
最初は東洋医学からスピリチュアルや仏教の本、心理学とか要は目に見えない系です。
余計な知識も詰め込みましたが最終的には、心の問題には加藤諦三さんの本が一番いいのではないかと思うようになりました。
特にこの本は良かったです。
書いてある事は厳しいんですけど、認めたくないことを認めなさい、それで先に進めるっていうのが加藤先生の主張です。
「嫌われる勇気」と言う本にも割といい影響を受けたと思っています。
思い切った行動が取れるようになったのはこの本を読んでからです。
人生の幸福度はお金があるとかないとか成功したかしてないか、健康かそうじゃないかよりも良い人間関係に恵まれているかどうかで決まるそうです。
なので一番必要な能力はコミュニケーション能力で、これは伸ばせます。
あとは自尊心を高める事と小さくていいから新しい事に挑戦する事でだいぶ生きやすくなると思います。
今はこういう世の中で挑戦どころではないし体力もまだ万全じゃないので気持ち的に逆行しそうですが落ち込む事はなくなりました。
しょうもない悩みでも人に相談すると信頼関係築けるのでおすすめです。
弱さを晒すというか共有するうちに余計な緊張感は取れてくるしパニック発作も今は全く出なくなりました。
弱い自分でも受け入れられるって経験が大事なんだと思います。